FXリスクリワードレシオ3|理想期待値をコントロールしてリターンがリスクを上回る取引だけを行うリスクリワード比計算式_FX自動売買

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「FX自動売買で稼ぎたいけど、リスクが怖い…」
「勝率が低いと、結局損失ばかりで終わっちゃうのかな?」

FX自動売買に興味はあるけど、リスクに対する不安や、勝率への疑問からなかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか?

私も、FX自動売買を始めた頃は、リスクと勝率の関係に頭を悩ませていました。

「リスクを減らそうとすると、利益も少なくなるし、利益を大きくしようとするとリスクも大きくなる…」
「一体、どうすれば安全に、そして効率的に稼げるんだろう?」

そんな悩みを抱えながら、FX自動売買について学び、実践していく中で、リスクリワード比という考え方に出会いました。

FX自動売買で成功するためには、ただ闇雲に取引を行うのではなく、戦略的にリスク管理を行うことが重要です。そのために活用したいのがリスクリワードレシオです。

リスクリワード比は、FX自動売買で成功するための重要な指標であり、この考え方を理解することで、リスクを最小限に抑えながら、安定的に利益を積み重ねることが可能になります。

この記事では、私が実際にFX自動売買で実践し、効果を実感したリスクリワード比の考え方について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

リスクリワード比を理解すれば、FX自動売買に対する不安が解消され、自信を持って取引を始められるようになるはずです。

リスクリワード比とは?FX自動売買の勝ち方を決める重要な指標

リスクリワードレシオ や リスクリワード比 
FX自動売買において、取引の効率性を評価するために用いられます。
この比率が高いほど、潜在的な利益に対するリスクが小さいことを示します。

簡単に説明するとリスクリワード比とは何か?

FX自動売買では、自動で売買してくれるシステムを利用しますが、どんなシステムでも完璧ではありません。

市場は常に変化しており、予想外の動きをすることも多々あります。

そこで重要になるのが、リスクリワード比です。
トレードにおけるリスク(損失の可能性)とリワード(利益の可能性)の比率のこと

リスクリワード比とは、1回の取引でどれだけのリスクを冒して、どれだけのリターン(利益)を得るかを表す指標
※リスクリワードレシオ(RRR)とも言う。

リスクリワード比 = リワード(利益) ÷ リスク(損失)

リスクリワード比が高いほど、期待リターンがリスクに対して大きいことを意味します。
これは、取引の成功率が50%以下であっても、トータルで利益が出せる可能性があることを示しています。


例えば
リスクリワードレシオが2の場合、1円の損失に対して2円の利益が期待できることを意味します。
リスクリワード比を計算することで、期待されるリターンがリスクを上回る取引かどうかを判断できます。

リスクリワード比が高いほど、期待リターンも大きい

リスクリワード比が高いほど、期待リターンがリスクに対して大きいことを意味します。

例えば
リスクリワード比が2の取引と、リスクリワード比が3の取引を比較してみましょう。

リスクリワード比2の取引
1円の損失に対して2円の利益が期待できる。

リスクリワード比3の取引
1円の損失に対して3円の利益が期待できる。

同じ1円の損失に対して、リスクリワード比が高い取引ほど、より多くの利益を期待できます。

FX自動売買を有利にリスクリワード比を意識した取引計算

FX自動売買では、リスクリワード比を意識することで、勝率が低くてもトータルで利益を出せる可能性があります。

例えば
リスクリワード比が2の取引で勝率が50%の場合

勝った場合
+200円

負けた場合
-100円

となります。

この場合、10回の取引で5回勝てば、

計算
利益
200円 × 5回 = 1000円

損失
100円 × 5回 = 500円

トータル
1000円 – 500円 = 500円の利益
勝率が50%以下でもトータルで利益を出すことができます。


逆に、リスクリワード比が1の取引で勝率が50%の場合

勝った場合
+100円

負けた場合
-100円

となり、10回の取引で5回勝っても、

計算
利益
100円 × 5回 = 500円

損失
100円 × 5回 = 500円

トータル
500円 – 500円 = 0円
となってしまい、利益はゼロになります。

このように、リスクリワード比が高い取引は、勝率が低くても利益を出しやすいため、FX自動売買で重要な役割を果たします。

リスクリワード比が高い取引のメリット

高い勝率がなくても、利益を得られる可能性が高い。
リスクリワードレシオが高い取引は、期待されるリターンがリスクを上回ることを意味します。

具体的には、以下のメリットがあります。

勝率が低くても利益を出しやすい
リスクリワードレシオが高い取引は、勝率が50%以下でもトータルで利益を出す可能性があります。

リスクリワードレシオが2の取引で勝率が40%の場合、4回の取引で1回勝てば、トータルで利益になります。

損失を限定し、利益を最大化する
リスクリワードレシオが高い取引では、損失額が小さく、利益額が大きいため、トータルの利益を大きくすることができます。

リスクリワードレシオが3の取引の場合、1回の損失額が100円でも、300円の利益を得ることが期待できます。

例えば
リスクリワード比が2の取引の場合、50%の勝率でもトータルで利益が出ます。

損失を限定し、利益を最大化する。
リスクリワード比が高い取引では、損失額が小さく、利益額が大きいため、トータルの利益を大きくすることができます。

リスクリワード比と勝率の関係

具体的な例

リスクリワード比勝率期待値
150%0%
160%10%
230%10%
240%30%
320%20%
330%50%

上記の表を見ると、リスクリワード比が2以上の取引では、勝率が50%以下でも期待値がプラスになることがわかります。

リスクリワード比が高い取引は、勝率よりもリスクとリターンのバランスが重要になります。

リスクリワードレシオ計算式を用いた具体的な取引例

ストップロス幅と目標値幅の設定


ドル円を110.00円で買い
ストップロス幅を10pips(110.00円 – 0.10円 = 109.90円)
目標値幅を20pips(110.00円 + 0.20円 = 110.20円)に設定した場合

リスクリワードレシオの計算

計算
リスク(損失)
10pips = 0.10円

リワード(利益)
20pips = 0.20円

リスクリワードレシオ = 0.20 ÷ 0.10 = 2

期待値の計算

勝率が50%の場合
期待値の計算
(勝率 × リワード) – (負け率 × リスク) = (0.5 × 0.20) – (0.5 × 0.10)
= 0.05 となります。

つまり、この取引を10回行えば、平均して0.5円の利益が期待できます。

リスクリワードレシオの調整

リスクリワードレシオを調整することで、期待値をコントロールできます。

ストップロス幅を5pips、目標値幅を20pipsに設定した場合、リスクリワードレシオは4となり、期待値も高くなります。

リスクリワードレシオの調整方法

リスクリワードレシオは、ストップロス幅と目標値幅の比率によって決まります。
FX自動売買において、期待値をコントロールするために非常に重要な要素です。

ストップロス幅と目標値幅を調整することで、リスクリワードレシオをコントロールできます。
リスクリワードレシオの調整によって、期待値も変化します。

リスクリワードレシオの調整は、市場の動向や自分のトレードスタイルに合わせて行う必要があります。

ストップロス幅と目標値幅の調整による期待値の変化

ストップロス幅
損失が拡大するのを防ぐために設定する価格幅

目標値幅
利益確定のために設定する価格幅

リスクリワードレシオを調整するには、ストップロス幅と目標値幅のどちらか、または両方を調整します。

例1
初期設定
ストップロス幅
10pips

目標値幅
20pips

リスクリワードレシオ
20 ÷ 10 = 2

例2
ストップロス幅を狭く、目標値幅を広く設定
ストップロス幅
5pips

目標値幅
20pips

リスクリワードレシオ
20 ÷ 5 = 4

例3
ストップロス幅を広く、目標値幅を狭く設定
ストップロス幅
15pips

目標値幅
10pips

リスクリワードレシオ
10 ÷ 15 = 0.67

期待値の計算

期待値は、リスクリワードレシオと勝率を基に計算します。

期待値 = (勝率 × リワード) – (負け率 × リスク)

勝率50%の場合の期待値
例1
 (0.5 × 20) – (0.5 × 10) = 5

例2
 (0.5 × 20) – (0.5 × 5) = 7.5

例3
 (0.5 × 10) – (0.5 × 15) = -2.5

上記の例から
ストップロス幅を狭く、目標値幅を広く設定すると
(例2)、リスクリワードレシオが大きくなり、期待値も高くなる。

ストップロス幅を広く、目標値幅を狭く設定すると
(例3)、リスクリワードレシオが小さくなり、期待値は低くなる。

リスクリワードレシオ調整の注意点

デモトレードで様々な設定を試して、最適なリスクリワードレシオを見つけるようにしましょう。

リスクリワードレシオを高く設定すれば、必ずしも期待値が高くなるとは限りません。
勝率が低い場合は、リスクリワードレシオが高くても、期待値が低くなる可能性があります。

リスクリワードレシオを調整する際は、市場の動向や自分のトレードスタイルを考慮することが重要です。
例えば、ボラティリティの高い市場では、ストップロス幅を広く設定する必要があるかもしれません。

リスクリワード比を意識したFX自動売買運用

FX自動売買システムを運用する際には、リスクリワード比の高い取引を自動で行うように設定することが重要です。

リスクリワード比は、FX自動売買で成功するための重要な指標です。

リスクリワード比が高い取引は、勝率よりもリスクとリターンのバランスが重要になります。
リスクリワード比を意識することで、損失を限定し、利益を最大化することができます。

リスクリワード比を計算し、期待されるリターンがリスクを上回る取引だけを行うように、FX自動売買システムを運用しましょう。

システム設定
ストップロス幅と目標値幅を調整することで、リスクリワード比をコントロールできます。

ストップロス幅と目標値幅を調整する

リスクリワード比は、ストップロス幅と目標値幅の比率によって決まります。

ストップロス幅
損失が拡大するのを防ぐために設定する価格幅。

目標値幅
利益確定のために設定する価格幅。

例えば
リスクリワード比を2にするためには、ストップロス幅が10pipsなら、目標値幅は20pipsとなるように設定します。

リスクリワードレシオを活用したFX自動売買戦略

FX自動売買システムでは、リスクリワードレシオを意識した取引戦略を立てることができます。

ストップロス幅と目標値幅の自動設定
システムにリスクリワードレシオを指定することで、自動的にストップロス幅と目標値幅を設定できます。

リスクリワードレシオの高い取引の優先選択
システムにリスクリワードレシオの高い取引を優先的に選択するように設定できます。

例えば
リスクリワードレシオが2以上の取引のみ実行するように設定できます。

リスクリワード比の高い取引を優先的に選択する

FX自動売買システムでは、リスクリワード比の高い取引を優先的に選択できる設定が可能です。

トレンドが発生している時だけ取引を行う
トレンドが発生している時は、価格が大きく動くため、リスクリワード比の高い取引が期待できます。

ボラティリティの高い通貨ペアを選ぶ
ボラティリティが高い通貨ペアは、価格変動が大きいため、リスクリワード比の高い取引を行うことができます。

デモトレードでリスクリワード比の感覚を掴む

リスクリワード比を意識した取引を行うためには、実際にデモトレードで練習することが重要です。
デモトレードでは、仮想の資金を使って取引を行うため、リスクなく練習することができます。

様々なリスクリワード比の設定を試して、自分に合った設定を見つけるようにしましょう。

リスクリワード比と勝率の関係:勝率よりも重要なのはバランス!

FX自動売買では、リスクリワード比を意識することで、勝率よりもリスクとリターンのバランスが重要になります。

例えば
勝率が50%の取引でも、リスクリワード比が高い取引であれば、トータルで利益を出すことができます。

勝率50%、リスクリワード比1の取引
期待値は0%

勝率30%、リスクリワード比2の取引
期待値は10%

勝率20%、リスクリワード比3の取引
期待値は20%

このように、リスクリワード比が高い取引は、勝率が低くても期待値がプラスになる可能性があります。

つまり、リスクリワード比を意識することで、勝率にこだわらずとも、安定的に利益を積み重ねることが可能になります。

リスクリワードレシオ設定後買いと売りの決済ラインを設定

トレードを開始する価格
エントリーポイント
価格が上昇するタイミングで購入

損失を最小限に抑えるためのライン
ストップロス(損切り)ライン
設定した損失許容範囲を超えた場合に自動的に売却

ストップロス注文
自動的に注文を決済することで、損失を限定する注文方法です。
自動的に注文が決済されるため、価格が急変動した場合でも、設定した価格で決済されるため、損失を限定できます。

損切り
トレーダーが判断してポジションを解消することで、損失を限定する方法です。
自動的に注文が決済されるわけではなく、トレーダーが判断してポジションを解消する必要があります。

目標利益を確定するためのライン
テイクプロフィット(利確)ライン
設定した利益目標に達した場合に自動的に売却

まとめ

FX自動売買では、リスクリワード比を意識することで、勝率よりもリスクとリターンのバランスが重要になります。

リスクリワード比を意識した取引戦略を立てることで、勝率が低くてもトータルで利益を出すことが可能になります。

リスクリワード比を意識することで、損失を限定し、利益を最大化することができます。
リスクリワード比が高い取引は、勝率よりもリスクとリターンのバランスが重要になります。

リスクリワード比を高く設定することで、損失を限定し、利益を最大化できます。

リスクリワードレシオは、FX自動売買において、期待値の高い取引を判断するために重要な指標です。

リスクリワードレシオが高い取引は、勝率が低くてもトータルで利益を出す可能性があります。
リスクリワードレシオを意識することで、損失を限定し、利益を最大化できます。


特に初心者にとっては簡単に始められますが、リスクを完全に排除することはできません。
FXそれぞれの特徴を理解した上で、自分スタイルを選択してみてください。


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