投資信託徹底分析|月次レポートで運用成績の見方ベンチマークとの比較方法_マネックス証券

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「投資信託って、本当に儲かってるの?」
「他のファンドと比べてどうなの?」

そんな疑問を抱えていませんか?
マネックス証券の月次レポートを活用すれば、投資信託の運用成績を、初心者でも簡単にチェックすることができます。

本記事では、月次レポートの見方から、ベンチマークとの比較方法、そして、パフォーマンスを評価するための指標までを分かりやすく解説します。

今日からあなたも、プロのように投資信託を分析し、賢く資産を増やしていきましょう。

  1. 投資信託の運用成績を評価する:3つのステップ
    1. ステップ1:マネックス証券にログインして月次レポートを開く
    2. ステップ2:基準価額とベンチマークの推移グラフをチェック
    3. 超過収益率(アルファ)とトラッキングエラーを確認
  2. 基準価額とベンチマークの推移グラフ:視覚的にパフォーマンスを把握
    1. グラフの読み方:傾きと乖離幅に着目
    2. ベンチマークの種類:投資信託の種類によって異なる
  3. 超過収益率(アルファ):ベンチマークを上回るリターンか確認
    1. 超過収益率の計算方法:ファンドの収益率 – ベンチマークの収益率
    2. 超過収益率の解釈:プラスなら優秀、マイナスなら要注意
  4. トラッキングエラー:ベンチマークとの連動性を評価
    1. トラッキングエラーの計算方法:ファンドとベンチマークの収益率の差の標準偏差
    2. トラッキングエラーの解釈:小さい値ほど連動性が高い
  5. 市場環境との関連性:上昇相場と下落相場での評価
    1. 上昇相場:アクティブ運用ファンドはベンチマークを上回ることが期待される
    2. 下落相場:ベンチマークを下回らないことが重要
  6. 長期的な視点の重要性:短期的な変動に惑わされない
    1. 3年、5年、10年といった長期的なパフォーマンスを重視
    2. コツコツ積み立て:ドルコスト平均法の効果
  7. 運用コストとリスク調整後リターンもチェック:信託報酬、シャープレシオ、インフォメーションレシオ
    1. 費用控除後のパフォーマンス:信託報酬の影響を考慮
    2. リスク調整後リターンの評価:シャープレシオ、インフォメーションレシオを活用
  8. 運用スタイルの一貫性:ファンドの運用方針を理解する
    1. ベンチマークとの乖離:一時的なものか、恒常的なものか判断
    2. ファンドの運用方針:長期的な視点で評価
  9. 他ファンドとの比較:同じカテゴリーのファンドと比較
    1. 同カテゴリーのファンドを調査:類似ファンドのパフォーマンスを確認
    2. 相対的な評価:客観的な視点を持つ
  10. まとめ:投資信託の運用状況を定期的に確認し、賢く資産を増やそう

投資信託の運用成績を評価する:3つのステップ

マネックス証券の月次レポートを使って、投資信託の運用成績を評価する手順を解説します。

ステップ1:マネックス証券にログインして月次レポートを開く

まずは、マネックス証券のウェブサイト、またはアプリから、ご自身の口座にログインします。

手順
1.マネックス証券にログインします。
2.「ファンド検索・商品一覧」を選択します。
3.確認したい投資信託を検索し、該当ファンドの詳細ページを開きます。
4.詳細ページ内で「月次レポート」をクリックします。

ポイント
月次レポートは、運用会社が毎月作成するものであり、ファンドの運用状況や、今後の見通しなどが記載されています。

ステップ2:基準価額とベンチマークの推移グラフをチェック

月次レポートに掲載されている、基準価額とベンチマークの推移グラフをチェックします。

投資信託の基準価額の推移線
通常、実線で表示されます。

ベンチマークの推移線
通常、点線や、異なる色で表示されます。

X軸
時間(月や年)

Y軸
価格や指数値

ポイント
グラフを読み解くことで、ファンドが、ベンチマークに対して、どのようなパフォーマンスを示しているかを、視覚的に把握することができます。

超過収益率(アルファ)とトラッキングエラーを確認

月次レポートに記載されている、超過収益率(アルファ)と、トラッキングエラーの数値を確認します。
ポイント
超過収益率(アルファ)
ファンドの収益率から、ベンチマークの収益率を引いた値です。
正の値が大きいほど、ベンチマークを上回るパフォーマンスを上げていることを意味します。

トラッキングエラー
ファンドの収益率と、ベンチマークの収益率の差の標準偏差です。
小さい値ほど、ベンチマークに近い動きをしていることを意味します。

マネックス証券の月次レポートを活用することで、投資信託の運用成績を、視覚的に、かつ客観的に評価することができます。

基準価額とベンチマークの推移グラフ:視覚的にパフォーマンスを把握

基準価額とベンチマークの推移グラフを、具体的にどのように読み解くかを解説します。

グラフの読み方:傾きと乖離幅に着目

傾きの比較:ファンドとベンチマークの成長スピード
グラフの線の傾きは、ファンドや、ベンチマークの成長スピードを表しています。
ポイント
ファンドの線の傾きが、ベンチマークの線の傾きよりも急な場合、そのファンドは、ベンチマークよりも、高いパフォーマンスを上げていると言えます。

逆に、ファンドの線の傾きが、ベンチマークの線の傾きよりも緩やかな場合、そのファンドは、ベンチマークよりも、低いパフォーマンスしか上げられていないと言えます。

乖離幅の観察:パフォーマンスの差をチェック
グラフの2本の線の距離(乖離幅)は、ファンドと、ベンチマークの、パフォーマンスの差を表しています。

ポイント
両線の距離が開いている場合、ファンドと、ベンチマークとの間に、大きなパフォーマンスの差があることを意味します。

両線が交差している場合は、ファンドと、ベンチマークとの優劣が入れ替わっていることを意味します。

ベンチマークの種類:投資信託の種類によって異なる

ベンチマークは、投資信託の種類によって異なり、ご自身の投資しているファンドのベンチマークを正しく理解しておくことが重要です。

ポイント
投資しているファンドが、どの指数に連動することを目指しているのかを確認しましょう。
ベンチマークを理解することで、ファンドの運用成績を、より正確に評価することができます。

超過収益率(アルファ):ベンチマークを上回るリターンか確認

超過収益率(アルファ)の計算方法とその解釈について解説します。

超過収益率の計算方法:ファンドの収益率 – ベンチマークの収益率

超過収益率(アルファ)は、ファンドの収益率から、ベンチマークの収益率を差し引いた値です。
計算方法
超過収益率(アルファ)= ファンドの収益率 − ベンチマークの収益率

ポイント
超過収益率は、ファンドマネージャーの運用能力を示す指標として利用されます。

アクティブファンドでは、ベンチマークを上回る運用成果を目指すため、超過収益率がプラスであることが望ましいです。

超過収益率の解釈:プラスなら優秀、マイナスなら要注意

超過収益率(アルファ)の解釈について解説します。
ポイント
正の値
ファンドが、ベンチマークを上回るパフォーマンスを上げていることを意味します。
この場合、ファンドマネージャーの運用能力が高いと評価できます。

負の値
ファンドが、ベンチマークを下回るパフォーマンスしか上げられていないことを意味します。
この場合、ファンドマネージャーの運用能力に疑問を持つ必要があります。


ファンドの収益率が10%、ベンチマークの収益率が8%の場合、超過収益率(アルファ)は2%となります。

超過収益率(アルファ)は、ファンドが、ベンチマークを上回るパフォーマンスを上げているかどうかを判断するための指標です。

トラッキングエラー:ベンチマークとの連動性を評価

トラッキングエラーの計算方法とその解釈について解説します。

トラッキングエラーの計算方法:ファンドとベンチマークの収益率の差の標準偏差

トラッキングエラーとは、ファンドの収益率と、ベンチマークの収益率の差の標準偏差のことです。
計算方法
トラッキングエラー = ファンドとベンチマークの収益率の差の標準偏差

ポイント
トラッキングエラーは、ファンドが、ベンチマークに、どれだけ忠実に連動しているかを示す指標です。

トラッキングエラーの解釈:小さい値ほど連動性が高い

トラッキングエラーの値が小さいほど、ファンドが、ベンチマークに近い動きをしていることを意味します。

ポイント
インデックスファンドの場合、ベンチマークとの連動性を重視するため、トラッキングエラーが小さいことが望ましいとされます。

アクティブファンドの場合、ベンチマークを上回る運用成果を目指すため、トラッキングエラーが多少大きくても、問題ないと考えられます。


インデックスファンドの場合、通常0.5%未満を目指すのが一般的です。

ポイント
トラッキングエラーが大きいということは、ベンチマークから大きく乖離した運用を行っていることを意味します。

トラッキングエラーは、ファンドが、ベンチマークに、どれだけ忠実に連動しているかを示す指標です。

市場環境との関連性:上昇相場と下落相場での評価

市場環境が、ファンドのパフォーマンスに与える影響について解説します。

上昇相場:アクティブ運用ファンドはベンチマークを上回ることが期待される

上昇相場では、アクティブ運用のファンドは、ベンチマークを上回るパフォーマンスを上げることが期待されます。
ポイント
アクティブファンドは、市場の状況に応じて、ポートフォリオを積極的に入れ替えることで、高いリターンを狙います。

上昇相場では、アクティブファンドの腕の見せ所であり、ベンチマークを大きく上回る成果を期待できます。


TOPIXが年間10%上昇時、ファンドは12%以上の上昇が望ましいと評価できます。

下落相場:ベンチマークを下回らないことが重要

下落相場では、アクティブ運用のファンドは、ベンチマークを下回らないことが重要となります。

ポイント
下落相場では、損失を最小限に抑えることが、最も重要な目標となります。

アクティブファンドは、下落相場でも、ベンチマークよりも、下落幅を小さく抑えることで、その運用能力を示すことができます。


TOPIXが年間10%下落時、ファンドは8%以下の下落に抑えることが望ましいと評価できます。

ファンドのパフォーマンスは、市場環境によって大きく左右されるため、上昇相場と下落相場で、異なる評価基準を持つことが重要です。

長期的な視点の重要性:短期的な変動に惑わされない

長期的な視点を持つことの重要性について解説します。

3年、5年、10年といった長期的なパフォーマンスを重視

投資信託の運用成績を評価する際には、短期的なパフォーマンスだけでなく、3年、5年、10年といった長期的なパフォーマンスを重視することが重要です。
ポイント
投資信託は、長期的な資産形成を目的とした商品であるため、短期的な価格変動に惑わされず、長期的な視点で、じっくりと育てるように運用することが大切です。

長期的なパフォーマンスを見ることで、ファンドの運用能力を、より正確に評価することができます。

コツコツ積み立て:ドルコスト平均法の効果

投資信託を運用する際には、毎月、コツコツと積み立て投資を行うことで、ドルコスト平均法の効果を期待することができます。
ポイント
ドルコスト平均法とは、価格が高い時には購入量が少なくなり、価格が安い時には購入量が多くなるため、平均購入単価を下げることができる投資手法です。

ドルコスト平均法は、長期的な資産形成において、リスクを平準化し、安定的なリターンを目指す上で、非常に有効な手段となります。

長期的な視点と、ドルコスト平均法を組み合わせることで、より安定的な資産形成が可能になります。

運用コストとリスク調整後リターンもチェック:信託報酬、シャープレシオ、インフォメーションレシオ

ファンドの評価に役立つ、運用コストとリスク調整後リターンについて解説します。

費用控除後のパフォーマンス:信託報酬の影響を考慮

投資信託のパフォーマンスを評価する際には、信託報酬などの費用を控除した後の、実質的なパフォーマンスを確認することが重要です。
ポイント
信託報酬は、運用期間中に、継続的に発生する費用であるため、長期的な視点で見ると、パフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。

運用成績が良いファンドでも、信託報酬が高い場合は、実質的なリターンが低くなってしまうことがあります。

リスク調整後リターンの評価:シャープレシオ、インフォメーションレシオを活用

ファンドのリスク調整後リターンを評価するために、シャープレシオや、インフォメーションレシオといった指標を活用しましょう。
ポイント
シャープレシオ
リスク1単位あたり、どれだけの超過リターンを得られたかを示す指標です。
数値が大きいほど、運用効率が高いと判断できます。

インフォメーションレシオ
ベンチマークに対してどれだけ超過リターンを得られたかを示す指標です。
数値が大きいほど、運用手腕が高いと判断できます。

運用コストを抑え、リスク調整後リターンの高いファンドを選ぶことが、効率的な資産形成につながります。

運用スタイルの一貫性:ファンドの運用方針を理解する

ファンドの運用スタイルの一貫性について解説します。

ベンチマークとの乖離:一時的なものか、恒常的なものか判断

投資信託の運用成績が、ベンチマークから乖離している場合、それが一時的なものなのか、恒常的なものなのかを見極める必要があります。
ポイント
一時的な乖離であれば、市場の状況や、ファンドの特性によるものと考えられます。

しかし、恒常的に、ベンチマークから大きく乖離している場合は、ファンドの運用方針に問題がある可能性もあります。

ファンドの運用方針:長期的な視点で評価

ファンドの運用方針を理解し、長期的な視点で、そのファンドが、ご自身の投資目標に合致しているかどうかを評価することが重要です。
ポイント
ファンドの運用方針は、投資信託説明書(目論見書)に記載されています。

運用方針を理解することで、ファンドが、どのような状況で、どのような運用成果を目指しているのかを知ることができます。

ファンドの運用スタイルが一貫しており、ご自身の投資目標に合致しているかどうかを、長期的な視点で評価しましょう。

他ファンドとの比較:同じカテゴリーのファンドと比較

他のファンドとの比較検討について解説します。

同カテゴリーのファンドを調査:類似ファンドのパフォーマンスを確認

投資信託を選ぶ際には、同じカテゴリーに属する、他のファンドのパフォーマンスと比較検討することが重要です。

ポイント
同じカテゴリーのファンドであれば、投資対象や、運用戦略が似ているため、比較検討することで、より優れたファンドを見つけることができます。

運用期間が長く、運用実績が安定しているファンドを選ぶようにしましょう。

相対的な評価:客観的な視点を持つ

複数のファンドを比較検討する際には、客観的な視点を持つことが重要です。
ポイント
投資信託を選ぶ際には、複数のファンドを比較検討し、客観的な視点を持つことが重要です。

ポイント
過去の運用成績だけでなく、運用コストや、リスク指標なども比較検討しましょう。
短期的なパフォーマンスだけでなく、長期的な視点で、ファンドの運用能力を評価しましょう。

まとめ:投資信託の運用状況を定期的に確認し、賢く資産を増やそう

本記事の内容をまとめ、投資信託の運用状況を定期的に確認し、賢く資産を増やすためのポイントを提示します。

重要なポイント
マネックス証券のウェブサイトや、月次レポート、MONEX VIEWなどのツールを活用することで、投資信託の運用状況を、簡単に把握することができる。

月次レポートや、運用報告書などを定期的に確認し、ご自身のポートフォリオを、常に最適な状態に保つようにしましょう。

この記事では、マネックス証券で投資信託の運用状況を定期的に確認し、賢く資産を増やすための方法を徹底解説しました。

運用成績を客観的に評価し、運用コストを意識することで、より効率的な資産形成を実現することができます。

さあ、今日からあなたも、月次レポートをチェックする習慣を身につけ、賢く資産を増やしていきましょう。

それぞれの特徴を理解した上で、自分スタイル選びを選択してみてください。


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