「安定した収入が欲しいけど、何に投資したらいいかわからない…」
そんな風に思っていませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、高配当株ETFです。
また、TOPIX連動型ETFとS&P500連動型ETFは、どちらも株式市場全体に投資できる便利な商品ですが、投資対象や特徴が大きく異なります。
この記事では、TOPIX連動型ETFとS&P500連動型ETFの比較に加え、国内外の高配当株ETFの特徴や選び方を、初心者でも分かりやすく解説していきます。
投資対象:日本 vs アメリカ、それぞれの市場をまるごと網羅!
🇯🇵 TOPIX連動型ETF:日本の主要企業にまとめて投資!
TOPIX連動型ETFは、東京証券取引所プライム市場に上場している約2,160社(2023年4月末時点)の株式に投資する商品です。
これは、日本の株式市場全体の約90%をカバーしており、日本経済全体の動向を反映しやすいのが特徴です。
まるで、日本経済という大きな船に、あなたも一緒に乗り込むようなイメージですね。
この船が成長すれば、あなたの資産も成長する可能性が高まります。
投資対象
東京証券取引所プライム市場上場企業(約2,160社)
特徴
日本の株式市場全体を広く網羅
日本経済全体の動向を反映しやすい
🇺🇸 S&P500連動型ETF:アメリカのトップ企業にまとめて投資!
S&P500連動型ETFは、アメリカの主要企業500社に投資する商品です。
これは、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、アメリカ経済全体の成長を捉えやすいのが特徴です。
例えるなら、アメリカンドリームという名の大きなロケットに乗って、宇宙を目指すようなイメージです。
アメリカ経済が成長すれば、あなたの資産も大きく成長する可能性があります。
投資対象
アメリカの主要企業500社
特徴
米国株式市場の時価総額の約80%をカバー
アメリカ経済全体の成長を反映しやすい
特徴:大型株の影響が大きい? 時価総額加重方式とは?
TOPIXもS&P500も、時価総額加重方式で算出されています。
これは、株価に発行済株式数を掛けた時価総額が大きい企業ほど、指数の値動きに大きな影響を与える方式です。
大型株の値動きが、指数の動きを左右しやすいということです。
例を挙げると、TOPIXの場合、トヨタ自動車やソフトバンクグループのような大型株の値動きが、TOPIX全体の動きに大きな影響を与えます。
S&P500の場合、アップルやマイクロソフトなどの巨大テクノロジー企業の値動きが、S&P500全体の動きに大きな影響を与えるということです。
TOPIXの特徴:日本経済の縮図!
TOPIXは、日本経済の動向を反映しやすいという特徴があります。
日本の景気動向や企業の業績が、TOPIXの値動きに影響します。
また、1口あたりの価格が比較的低く、少額から投資できるのも魅力です。
例えば
上場TOPIX(1308)は、約2,939円から購入可能です(2024年5月時点)
特徴
時価総額加重方式で算出され、大型株の影響が大きい
日本経済全体の動向を反映しやすい
1口あたりの価格が比較的低く、少額から投資可能
S&P500の特徴:テクノロジー企業の成長を享受!
S&P500は、大型テクノロジー企業(GAFAMなど)の影響が大きいという特徴があります。
近年のS&P500の成長は、これらのテクノロジー企業の成長に大きく支えられています。
また、長期的に良好なパフォーマンスを示しているのも魅力です。
特徴
時価総額加重方式で算出され、大型テクノロジー企業の影響が大きい
アメリカ経済全体の成長を反映しやすい
長期的に良好なパフォーマンスを示している
代表的な商品:どれを買えばいいの?
TOPIX連動型ETFの代表的な商品
上場TOPIX(1308)
東証に上場している最も代表的なTOPIX連動型ETFです。
iFreeETF TOPIX(年1回決算型)(1305)
信託報酬が比較的低めに設定されているTOPIX連動型ETFです。
S&P500連動型ETFの代表的な商品
iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)
東証に上場しているS&P500連動型ETFの中で、最もメジャーな商品です。
VOO(バンガード・S&P500 ETF)
アメリカのバンガード社が運用する、本場のS&P500連動型ETFです。
TOPIX連動型ETF vs S&P500連動型ETF:どっちを選ぶ?
まずは、TOPIX連動型ETFとS&P500連動型ETFの特徴を比較してみましょう。
項目 | TOPIX連動型ETF | S&P500連動型ETF |
投資対象 | 日本の約2,160社(東証プライム市場上場企業) | アメリカの主要500社 |
市場規模 | S&P500よりも小さい | 大きく、世界的な影響力が強い |
構成銘柄 | 日本企業中心 | 世界的なテクノロジー企業(GAFAMなど)を含む |
為替リスク | なし | あり(円建て購入の場合) |
運用実績 | 過去15年間はS&P500の方が高いパフォーマンス傾向 | 過去15年間はTOPIXより高いパフォーマンス傾向 |
コスト | 一般的にS&P500の方が低い傾向 | 一般的にTOPIX連動型ETFより低い傾向 |
TOPIX連動型ETF:日本経済の成長を応援!
TOPIX連動型ETFは、日本の株式市場全体に投資できる商品です。
まるで、日本経済という大きな船に乗って、一緒に成長していくようなイメージですね。
メリット
日本企業に分散投資できる
為替リスクがない(円建てで購入する場合)
日本の経済動向を反映しやすい
デメリット
S&P500に比べて、成長率が低い傾向がある
世界的なテクノロジー企業に投資できない
S&P500連動型ETF:世界経済の成長を捉える!
S&P500連動型ETFは、アメリカの主要企業に投資できる商品です。
まるで、世界経済という大きな舞台で活躍するスターたちを応援するようなイメージですね。
メリット
アメリカの優良企業に分散投資できる
世界的なテクノロジー企業に投資できる
過去の運用実績が高い傾向がある
デメリット
為替リスクがある(円建てで購入する場合)
日本市場の恩恵を受けられない
どちらを選ぶべき?
どちらが良いかは、あなたの投資目標やリスク許容度によって異なります。
日本経済の成長を応援したい!
→ TOPIX連動型ETF
世界経済の成長を捉えたい!
→ S&P500連動型ETF
為替リスクを避けたい!
→ TOPIX連動型ETF
高い成長を期待したい!
→ S&P500連動型ETF
分散投資したい!
→ 両方に投資する
💰 国内高配当株ETF:安定収入をゲット!
ここからは、国内の高配当株ETFについて見ていきましょう。
高配当株ETFは、分配金利回りが高く、安定した収入を期待できる商品です。
まるで、自分のために、毎月お小遣いをくれるようなイメージですね。
ETF | 配当利回り(約) | 信託報酬(年率) | 特徴 |
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50(1489) | 3.47% | 0.308% | 日経平均から高配当50銘柄、年4回分配 |
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70(1577) | 3.20% | 0.352% | 70銘柄で分散効果あり |
iシェアーズ MSCIジャパン高配当利回り(1478) | 2.29% | 0.209% | 財務安定性重視 |
上場インデックスファンド日本高配当(1698) | 3.16% | 0.308% | REITも含む構成 |
グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式(2564) | 4.13% | 0.429% | 高配当株とREIT、25銘柄構成 |
各ETFの特徴を解説!
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50(1489)
日経平均株価の構成銘柄から、予想配当利回りが高い50銘柄を選定しています。
分配金は年4回で、流動性が高く、安定したインカムゲインを得られるのが魅力です。
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70(1577)
野村日本株高配当70指数に連動し、予想配当利回りの高い70銘柄を採用しています。
1489よりも銘柄数が多く、分散効果があるのが特徴です。
iシェアーズ MSCIジャパン高配当利回り(1478)
MSCIジャパン高配当利回り指数に連動し、銘柄選定基準が厳しく、財務安定性を重視しています。
他のETFと比較すると、配当利回りはやや低いものの、安定性を重視する人におすすめです。
上場インデックスファンド日本高配当(1698)
東証配当フォーカス100指数に連動し、配当利回りが高く、REITも含む構成です。
REITを組み入れることで、分散効果を高めることができます。
グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式(2564)
高配当株とREITを組み合わせた25銘柄で構成されています。
分配金は年4回で、高いインカムゲインを提供しています。
他のETFと比較すると、銘柄数が少ない分、リスクもやや高くなる点に注意が必要です。
🌍 海外ETFとの比較:分散投資を最大化!
海外のETFと国内のETFを比較することで、より分散投資をすることができます。
項目 | 海外ETF(米国) | 国内ETF |
経費率 | 低い(例:0.06%) | やや高め(0.2~0.4%) |
投資戦略 | 長期成長、増配率、トータルリターン重視 | 安定インカムゲイン、日本円での収益重視 |
その他 | 世界分散、ドル建て資産、高い成長性 | 日本分散、円建て資産、安定性 |
海外ETFの特徴
経費率が低い
例
SCHDやVYMなどは、経費率が0.06%と非常に低いです。
長期投資をする上で、コストを抑えることは非常に重要です。
長期的な資産成長を重視する
増配率が高く、トータルリターンを重視する傾向があります。
長期的な資産形成に適しています。
世界分散投資が可能
アメリカだけでなく、世界中の企業に投資することができます。
ドル建て資産を保有できる
円安局面では、為替差益を得られる可能性があります。
国内ETFの特徴
経費率がやや高い
海外ETFと比較すると、経費率がやや高めです(0.2~0.4%程度)
安定したインカムゲインを重視する
分配金利回りが高く、安定したインカムゲインを得ることができます。
日本円での収益を求める投資家に向いている
為替リスクがないため、円建てで安定した収益を得たい人に適しています。
日本市場に分散投資ができる
日本の株式市場全体に分散投資をすることができます。
👨👩👧👦 投資家タイプ別おすすめ:あなたに合うのはどれ?
米国ETFは経費率が低く(例: SCHDやVYMは0.06%)、長期的なコスト負担が少ない。
国内ETFは経費率がやや高め(約0.2~0.4%)だが、日本市場への分散投資として有効。
投資戦略
米国ETF(SCHD、VYMなど)は増配率やトータルリターンを重視し、長期的な資産成長に適している。
国内ETFは安定したインカムゲインを重視し、日本円での収益を求める投資家に向いている。
投資家タイプ | おすすめETF | 理由 |
若い投資家・長期成長志向 | 米国ETF(SCHD、VYMなど) | 増配率が高く、長期的な資産成長が期待できる。 |
安定収入志向・退職者 | 国内ETF(1489、2564など) | 高い分配金利回りと安定した収入源。 |
分散投資志向 | 国内外のETFの組み合わせ (例:SCHD + 1489) | 米国と日本市場の両方に分散することで、リスク分散効果を高めることができる。 |
あなたはどのタイプ?
若い投資家・長期成長志向
将来のために、積極的に資産を増やしたい人におすすめです。
米国ETFを中心に、長期的な視点で投資をしましょう。
安定収入志向・退職者
安定した収入を確保し、ゆとりのある生活を送りたい人におすすめです。
国内ETFを中心に、安定した分配金収入を目指しましょう。
分散投資志向
リスクを分散して、安定した資産運用をしたい人におすすめです。
国内外のETFを組み合わせることで、よりリスクを低減させることができます。
まとめ
この記事では、TOPIX連動型ETFとS&P500連動型ETFの比較、および国内外の高配当株ETFについて解説しました。
高配当株ETFは、安定した収入を得ながら、資産を増やせる可能性を秘めた魅力的な商品です。
ご自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、最適なETFを選び、賢く資産を増やしていきましょう!
特に初心者にとっては簡単に始められますが、リスクを完全に排除することはできません。
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